遅漏の原因や症状・改善方法(治し方)をご紹介

男性が抱えるセックスの悩みの中でも特に多いものは「早漏」「ペニスサイズ」に関係するものですが、意外なほど多い悩みが「遅漏」です。

それこそ早漏の男性からしてみれば、「早漏に何の悩みがあるのか?」と思いそうなところですが、実は遅漏にもさまざまな問題があることを知る必要があります。

遅漏とは?

そもそも遅漏がどういうものなのかというと、「本人の意思に反して射精に至らない状態」です。早漏が「自分の意思に反して射精してしまう状態」なので、ちょうどその逆が遅漏ということになります。

早漏にしろ遅漏にしろ、ただ単に射精までの時間が早いか遅いかだけで区別しているわけではないので注意が必要です。

たとえば、「俺は女がイクまでいくらでも腰を振り続けられるぜ!」という人が遅漏なのではなく、「自分では頑張っているんだけど、中々イケなくて……」という人が遅漏なのです。

あくまでも自分の意に反して起こる結果に対する症状であって、自分の意思で射精せずにいられるのであれば、それが1時間でも2時間でも遅漏という枠にははまりません。

遅漏の原因

遅漏になってしまう原因ですが、肉体的な原因と心的な原因の2つに分かれます。

肉体的な原因
肉体的な要因で遅漏になる原因には、加齢や健康状態によって男性ホルモンの分泌が低下することが挙げられます。

男性ホルモンは直接勃起力に影響を与えるため、これが減少することで勃起力が減退してしまったり、十分に興奮できなかったりすることも多くなります。

「中折れ」の原因もこれが大きく関係していますが、「(十分に)興奮しない」から射精感が高まりづらいわけです。

また、よく聞く話として「オナニーのし過ぎ、または刺激が強すぎる」ことが遅漏の原因になるというものがあります。

しかし、ペニス自体は非常にデリケートな組織である以上、オナニーの刺激が強すぎる時点で何らかのトラブル(裂傷など)が起こる可能性が高く、現実的にこれが原因で遅漏になることはほぼ考えられないといわれます。

ただし、日常的に刺激が強いオナニーをすることで感覚的な意味で刺激になれてしまい、その結果として膣内で射精に達せない状態に陥る可能性はゼロではありません。

心的な原因
過去の経験したセックスで早漏を責められて強いストレスを感じ、その対抗策として意識的に射精を遅らせる習慣がついてしまった結果など、過去に感じた強いストレスやトラウマが原因で遅漏に陥ることがあります。

このストレスが直接射精を遅らせることもありますし、間接的に影響して勃起状態が不十分な状態になることが原因の場合もあります。

ただ、これは必ずしも加齢によって起こるものとは限りません。

体質に近いですが精力は人によって大きく異なるため、生来勢力旺盛な人もいれば淡白な人もいます。

興奮の度合いが低くなりやすい淡白な人は、年齢に関係なく心的な遅漏に陥る可能性が高まります。

遅漏の症状

多くの男性が「遅漏になりたい」と思っていることから考えると、遅漏自体は特に問題がないどころか、むしろ迎合される状態と認識している男性は少なくありません。

しかし、それは「遅漏」ではなく「射精コントロールができる」の間違いであり、遅漏になるメリットというのは現実的にほとんどないといっても良いでしょう。

遅漏の主な症状は、「セックス中にイケないこと」です。オナニーではイケるのにセックスではイケないという人は、遅漏の中でも「膣内射精障害」に分類することができます。

女性相手では射精に至ることはできないものの射精自体ができないわけではないので、比較的症状は軽いといえるでしょう。しかし、人によってはオナニーですらイケないことがあります。

オナニーでもセックスでも射精に至らない人は「射精障害」に分類され、遅漏とは一線を画す重篤な状態です。

同じ射精障害でも、あくまでも程度の軽い状態である「遅漏」の症状にフォーカスした場合、次のような問題があります。

女性の負担が大きい
セックスで女性が「ちょうど良い」と感じる挿入時間は10分~15分といわれており、長くとも30分以内にはセックスを負えないと女性側に大きなストレスを与えることになり兼ねません。

もちろん、女性によっては1時間でも2時間でもセックスに対応できる人もいるでしょうが、多くの女性は長すぎるセックスを嫌っています。

精神的な負担はもちろんですが、何よりも身体的な負担が大きくなる長時間のセックスは敬遠されやすく、それが原因で男性側の心的ストレス(恋愛が長続きしない、セックスの評価が低いなど)が溜まりやすくなります。

男性としての自尊心が損なわれる
個人差はある部分ですが、男性にとって「セックスが上手」という評価は大きなステータスになり得ます。

上手いといっても技術的な部分なのか精神的な部分なのか、はたまたペニス自体の希少性を評価されたものなのかは違いますが、「セックスが下手」という評価は想像以上に重く影響します。

必ずしも下手ではないにしろ、相手の女性がセックスの不満を感じるようであれば同じです。

どれだけ優れたテクニックを有していたとしても、あまりに女性へ負担を強いるセックスをする男性は敬遠されやすく、それを目の当たりにすることで自尊心が損なわれます。

すると、それが原因でセックスに対してトラウマを抱えるようになり、一層遅漏の症状が進行してしまう可能性はもちろんのこと、EDのリスクも高まります。

遅漏の改善方法

遅漏を改善する方法は、症状に合わせて選択することが大切ですが、たとえば次のようなものがあります。

  • リラックスしてセックスに臨む
  • 新しいシチュエーションにチャレンジする
  • オナ禁をしてみる
  • 正しい知識を身に付ける
  • ローションを使用する
  • 精力剤を使用する

特に精神的な部分に左右されやすい遅漏は、ちょっとしたきっかけですぐに解消できてしまうものです。

たとえば、普段感じているストレス(女性を満足させなければいけない、早漏になりたくない、妊娠が怖いなど)を客観的に認識し、それらのストレスから解放されるような状況を整えてセックスに挑む方法があります。

不必要なストレスを排除するだけでリラックスしてセロトニンの分泌が増え、それによって遅漏を解消できる可能性があります。

同様に、オナ禁をして性欲を高めたり、コスプレやSMなど普段とは違うシチュエーションを採用したりすることで興奮度を高める方法も効果的です。

併せてローションや精力剤を使用する方法もプラセボ効果が期待できますが、これらはパートナーの理解を得て初めて効果を発揮するため、必ず事前に了承を得るようにしましょう。