ED(勃起不全)の主な症状と原因について

若いうちは特に不安を感じることは少ないでしょうが、「自分は大丈夫だ」と思っていてもいつ何時、何がきっかけで起こるか分からないものがED(勃起不全)です。

それこそ、昨日までは何の問題もなかったのに今日突然発症することもあるほど身近なものです。

「もしも、自分にその兆候が表れたとしたらどうすれば良いのか?」、少しでもその不安を解消できるよう、EDの主な原因と症状について紹介します。

日本人男性の4人に1人はED(勃起不全)ってホント?

EDのリスクは誰にでもあるもので、これは加齢によって増大します。

日本人がEDになる可能性は約25%、4人に1人がED(程度は問わない)だという話もあるほど身近な病気です。

勃起力は18歳頃をピークに下降線を描き、30代以降は特に変化が顕著に現れ始めます。また、ちょうどこの頃から「器質性ED」の発症が見られるようになるともいわれています。

器質性EDの要因はさまざまですが、「加齢」もその一つです。加齢によって血管の状態が悪くなると動脈硬化や血液濃度が上がってドロドロになりやすく、これが血流を悪くして勃起力が減退します。

30代で1割、40代では2割、50代になると4割とEDを自覚する人が増えていき、80代になると8割以上にもなるといわれています。

ただ、中には80代90代と現役のままで過ごせる強者もいます。

前述した器質性EDは体質や生活環境によって大きく変わるということを踏まえ、少しでも長く(男性機能の点で)元気な状態が維持できるように努めましょう。

ED(勃起不全)の主な症状

実際に「EDかもしれない……」と思う瞬間はそれぞれでしょうが、傾向としてよく見られる症状があります。

たとえば、「中折れ」はEDの初期症状として現れることが少なくありません。一般的にEDというと、一切勃起しない状態を指すと思われがちですが実際は違います。

どんなに心が躍る状況でもペニスが微動だにしないという状態は稀で、一度は勃起するが途中で萎えてしまったり(中折れ)、勃起時に硬さが十分でなかったりするものが大半です。

また、射精に至れるからといってEDではないとも限りません。

EDの定義として、「勃起ができない、または勃起を維持できないことで満足な性交を行うことができない状態」となっていますが、しっかりと硬くならない状態では女性が満足しづらく男性本位のセックスになってしまいます。

本来ならばしっかりと勃起した状態でこそ射精に達することが普通であり、勃起が不十分な状態で射精に至るというのはいずれ勃起自体が満足にできなくなってしまう可能性が高いので注意が必要です。

このようにさまざまな症状が現れるEDですが、主な症状としては以下のようなものがあります。

  • ペニスが柔らかい(勃起が不十分)状態で射精する
  • セックス中に勃起が萎えてしまう(中折れ)
  • 勃起するまでに時間がかかる
  • 勃起しない

基本的には「セックスにおいて」という注釈が付きますが、たとえば「オナニーでは普通に勃起、射精できるがセックスではできない」という状態も危険信号です。

ED(勃起不全)になる原因は?

EDの原因を分類すると「器質性ED」「心因性ED」「薬剤性ED」、そしてこれらが複合して起こるEDとに分けることができ、それぞれでさらに細分化できます。

器質性ED
血管が細くなったり血栓で詰まってしまったり、ホルモンも分泌以上で正常に血液が集まらない状態になったりという原因で起こるものを言います。

高血圧、糖尿病や脂質異常症などを罹患すると動脈硬化が起こりやすくなりますが、そういった原因で起こるものも同様に分類します。

また、脳の異常(脳出血、赤津井損傷、アルツハイマー病やパーキンソン病など)によって起こるものも同様です。

心因性ED
過去に受けたトラウマ(性的虐待、セックスでの失敗、自身の身体的コンプレックスや幼少期の心的外傷体験など)、ストレス、疲労、睡眠不足、不安、緊張やホモセクシュアルなど心の影響によって起こるものを言います。

薬剤性ED
服用している薬剤(降圧剤、血管拡張剤、抗うつ剤や抗コリン薬など)の影響で起こるものを言います。

混合性ED
これらの要因が器質性ED・心因性ED・薬剤性EDなど複数が関係し合って起こるものを言います。