ED(勃起不全)の改善方法・治し方をご紹介

「もし、自分のペニスが正常に機能しなくなったとしたら?」と聞かれ、特に何の印象も受けずにいられる男性はまず居ません。

ほとんどが絶望に近い印象を受け、「絶対に嫌だ」と感じます。

しかし、現実問題としてED(勃起不全)に陥るリスクは誰しもが均等に持ち合わせて、「万が一」のために改善策(治し方)に関する知識を身に付けておいて損はないでしょう。

EDは治療すれば治るのか?

EDの原因は1つではありません。その人がどういう原因でEDを発症したのかによって効果的な改善策(治し方)は異なるため、まずは「何が原因なのか?」を明らかにすることが先決です。

EDの原因となり得る要因は、次のように分けることができます。

器質性ED
糖尿病、高血圧、高脂質症などを原因とするED。

心因性ED
ストレス、過去の失敗からくるトラウマなどを原因とするED。

薬剤性ED
まったく別の病気を治療する目的で服用した薬剤の作用(副作用)を原因とするED。

混合型ED
複数の要因が混合して起こるED。

EDはほとんどが治療で改善できます

さまざまな要因で起こり得るEDを改善するためには、元となっている要因に向けた的確なアプローチが必要です。

詳しい治療方法に関しては次項以降で紹介していきますが、まずはEDは正しい改善策(治し方)で取り組めば完治する可能性が高い症状だということを覚えておきましょう。

加齢によって起こるEDに関しては中々改善が難しい可能性はあります。

それ以外(特に心因性ED)に関しては、ほんの少しのきっかけであっという間に改善できてしまう可能性が高いことをよく覚えておいて、必要以上に不安を感じないように自身でメンタルケアを行うことも大切です。

万が一にも、偶然勃起しなかった状況を「EDかもしれない……」と思い詰めて精神的にストレスを感じ過ぎ、それが原因で心因性EDに陥るというようなことがないように十分注意しましょう。

ED治療薬で改善する方法

ED治療薬というと、よく知られているものは「バイアグラ」でしょう。

なぜこの薬剤がこれほどまでに認識されたのかという疑問を持つ人もいるかもしれませんが、とにかく「ED治療薬としてバイアグラは非常に効果が高い」と覚えておきましょう。

また、それと併せてバイアグラ以外のED治療薬の存在も把握しておくと、自身の体質や症状などに応じて上手な治し方を選択できる可能性があります。

  • バイアグラ
  • レビトラ
  • シアリス

現在、日本で主に利用されているED治療薬はこの3種類です。いずれも勃起力を向上させる効果だけでなく持続力強化、早漏防止などの効果も一定程度期待できるとされています。

明確に「ED治療薬」として認定されているものなので、いわゆる「精力剤」などとは一線を画す強い効果があります。

人によっては、EDではない状態でこれを服用していつも以上の勃起力と持続力を体感しようとすることもあります。

ですがED治療薬として高い効果が立証されているものに関しては相応の副作用が起こり得るリスクがあるため、けっしておすすめはできません。

もちろん、何ら問題のない状態でバイアグラなどのED治療薬を服用すれば、それこそ数時間「勃起しっぱなし」の状態になる可能性は高く、それによっていつもと一風変わったセックスを楽しめる可能性は否定できません。

パートナートのスキンシップの上でそれが必要だった場合はまだしも、単なる興味本位で本来必要のない服用をすることは控えるようにしましょう。

では、代表的な3つのED治療薬に関して、少し詳しく説明します。

バイアグラ

用量 25mg・50mg・100mg
効果が出るまでの時間 30~60分
持続時間 3~6時間
食事の影響 あり
特徴 最も有名なED治療薬。実績の多さも含めて一番安心できる治し方といえる。
服用方法 空腹時と比べ吸収率が極端に悪くなってしまうため食前(遅くとも1時間前まで)に服用する。ただ、食後に服用したとしても効果が出るまでの時間が遅れる可能性がある程度で効果自体は変わらない。

レビトラ

用量 5mg・10mg・20mg
効果が出るまでの時間 10~30分
持続時間 5~8時間
食事の影響 あり
特徴 65歳以上は10mg以下のみ。
服用方法 効果が出るまでの時間が比較的短い(20分ほど)が1時間ほど前までに服用しておくと安心。食事の影響はバイアグラほど強くはないが効果低下を防ぐためも空腹時に服用する。

シアリス

用量 10mg・20mg
効果が出るまでの時間 1~2時間
持続時間 30~36時間
食事の影響 ほぼなし
特徴 近年主流のED治療薬。副作用が最も少ない。
服用方法 効果の持続時間が非常に長いため早めに服用することが可能だが、最低で2時間前までには服用する。効果の違いはあまりないが空腹時に服用した方が安定した効果が期待できる。24時間開ければ効果時間内でも再度服用することが可能。

ED治療薬以外での改善方法

ここからはED治療薬以外での勃起不全改善方法をご紹介していきます。

ICI治療(陰茎海綿体注射)
注射で陰茎海綿体(ペニス)に血管作動薬を直接注入することで勃起を促す方法。これまでいくつかの成分が使用されてきたが、現在は効果の高さおよび副作用の少なさから「PGE1」という成分を使用する。

初回治療時に効果が出づらい場合があるが、繰り返し治療することで解決できる。注射後5~10分ほどで勃起し始め、2~3時間継続する。

陰圧式勃起補助具
「PDE5阻害薬」が使用できない場合に用いられることが多い。

器具(吸引)によって疑似的な勃起状態を作り出し、陰茎根元をゴムバンドで止めることで勃起状態を維持する。

ただし、物理的に血流が阻害されている状態なので30分以上はうっ血、壊死を予防する意味で連続使用できない。

誰でも簡単に使用できる利便性があり、約9割が性交可能な状態(勃起)になるが、不快感(痛みなど)を感じる場合もある。

RENOVA
「レノーヴァ」という機器を用いて衝撃波を与えることで勃起障害の改善を目指す。主にED治療薬を服用できない人に対して行うが、ED治療薬に対する不安が強い、効果が感じられない人に対しても効果的。

食事療法
食事を改善するだけでEDを根本的に解決できるわけではないが、栄養バランスを整えることでその他の改善策(治し方)の効果を漏らすことなく実感しやすくなる効果が期待できる。

メンタルヘルス
特に心因性EDの治療ではカウンセリングが比較的高い効果を発揮するとされる。それ以外の要因でEDに陥った場合でも、精神的なケアを並行して行うことで事態の悪化を予防する効果が期待できる。

ED治療に繋がる生活習慣改善方法

特に「お酒が好き」という男性は経験したことが多いでしょうが、過度な飲酒は勃起力を下げてしまいます。

たとえば、長らく好意を寄せていた女性とのデートが実現して舞い上がり、思わずお酒を飲み過ぎてしまったときには、その女性とベッドを共にしてもペニスがうんともすんとも言わずうなだれたままになってしまうリスクがあります。

これは体質など個人差が大きな部分なので一概にはいえませんが、女性は泥酔していてもセックスができますが男性は基本的に無理です。

女性と席を共にする場合に限定しても良いですが、「もしかして」と期待できる状況では飲酒を控えた方が賢明です。

また、喫煙も血流を阻害する効果があるのでEDを意識する状況では控えた方が良いですし、日常的に適度な運動をして全身の血流を良好な状態に保つ努力をすると症状が改善する可能性があります。

特に「チントレ」は勃起力向上に効果的なので、併せて行うとED治療の効率アップに期待できます。